snow wave club

 

 


初期のスノーボード

スノーボードの歴史

「スノーボード」という名称は、アメリカとカナダを中心とした北米スノーボード協会発足時、サーフィン、スケートボード、スキーでもないまったく新しいスポーツのジャンルとして「スノーボード」という名称に統一したそうです。元々はサーフィンから来ているものとスケボーから来ているものがあるそうです。40年ぐらいしかまだ歴史がないので。。。。。それにしても、スノーボードと検索するかスノボーとするかいつも迷うんですけど。。。。検索のときはスノーボードが2倍ぐらい多いみたいです!

一時期、全国のスキー場がスノーボードの滑走を禁止した時期がありました。 俗に言う、「リフト飛び降り事件」(丸沼スキー場)です。 この事件以降、3年位にわたって、全面滑走可能なスキー場はなくなりました。 96年くらいから、ボーダーにコースを開放してくれるスキー場が再び増え始め、 それとともに、スノーボーダーの意識も以前とは変わってきました。 ルールを破る事がカッコよさだというような考えのスノーボーダーが多かった中 上級者の中には、パイプを滑る時にはヘルメットを着用するなど 安全に対しても、またマナーに対しても 自主的に守る姿勢が見られるようになりました。

シムスの初代の板は、黄色の軟質樹脂製で、エッヂ無し。 上にスケボーの板が、ボルト止めしてありました。足を固定するものは、ゴムのバンド1本です。 当時のプロスケータ、ブラッドボーマン、アンドレッティ、ラマ―たちが滑ってました。 バートンの初代の板は木製で小型のフィンのようなエッヂが板の後部についていて、ノーズにつけた、ロープを持って滑っていました。スノーサーフィンって名前だったと思います。

 

歴史年表

内容
1960年代 スノーボードの歴史にはいろいろな説ありますが、現在一般的に言われているのは、アメリカのミシガン州にて生まれたとされています。
1963 トム・シムス(当時中学2年生)、「スキーボード」を作る。 シムスは子供だったのでほっぺんが一番最初とされた。
1965 シャーマン・ポッペン(Shervin Popper)、 スキーを二本ボルトで留めたスナーファー(Snurfer)を発明。これが一番最初にスノボーを作ったとされている。
1969 トム・シムス、スノーボード開発 材質:グラスファイバー
1970 ディミトリー・ミロビッチ(Dimitrije Milovich)、 スノーボードを開発し始める。
スケートボードの車輪の代わりに1枚の板を取り付けて雪面をすべるものや、サーフィンのようにフィンがついているものもあったみたいです。
1971 ディミトリー・ミロビッチ、スノーボードデザインの特許取得?
1971 moss、プロトタイプ製作 材質:サーフボードと同じウレタンフォーム、 グラスファイバー製。
1972 ボブ・ウェバー「スキーボード」のデザインの特許取得。 その後1990年8月17日、ジェイク・バートン・カーペンターに特許を売却。
1975 ディミトリー・ミロビッチ、ウィンタースティック社の工場設立。 初期のボードからメタルエッジを取り除いた。 ダブルエッジ(特許取得)開発。
1976 burton、ジェイクバートンが 「バートン」スノーボードの製作開始。「シムス・スポーツ社」設立。
1977 ボブ・ウェバー、ポリエチレンをモールドした「イェローバナナ」ベースを開発。 トム・シムス、「スキーボード」の生産品を作る。
1979 「MOSS snowstick」販売開始。 固定式ハードバインディング 現在のハードバインディングの原型 この頃、スナーファーのコンテストが毎年開催されている。 360などのトリックも披露されていた。 ポール・グレイブズ(スナーファーのプロ)がスナーファーをライディングして スノーボードを使った初めてのコマーシャルに登場する。 ラバット・ビールのCMで、カナダとアメリカ北部で四年に渡り放映される。
1981 sims、メタルエッジ付きのボード開発
1982 小倉貿易「バートン」販売開始 バートン-日本スノーボード協会 MOSS-日本スノーサーフィン協会 アヤック-日本サーフスキー協会 以上3団体発足。
1983 北米スノーボード協会に継ぎ日本スノーボード協会が発足。第一回全日本選手権が開催されました。 第1回日本スノーサーフィンチャンピオンシップ開催(湯沢国際スキー場) MOSS「 H-1シリーズ」発表。 バートン社「バックヒル」発表。 sims、世界スノーボーディング選手権開催。(ソーダ・スプリングス)
1984 MOSS「Vー1シリーズ」発表 構造:グラスファイバー積層構造 ソール:フッソ樹脂コーティング エッジ:クラックドスチールエッジ
1985 バートン社「クルーザー」登場 ソフトブーツ、固定式バインディングを採用。 これが現在のフリースタイルバインディングの原型。 sims、ハイバック・バインディング開発。 マイク・オルソン、大学を辞めグヌー社を設立。
1987 日本スノーボード協会が日本スノーサーフィン協会を吸収合併。
1988 ヨーロッパ・アメリカでワールドカップが開催。MOSS「1800SL」発表 スキーと同じ工法に仕様変更。 スノーサーフィンからスノーボードへ。 1989 海外スキーメーカー「K2」「ロシニョール」などが参入。
1989 ヨーロッパ・北米・日本の各国により国際スノーボード連盟(ISF)が発足、日本スノーボード協会は副会長職となって世界的な協力関係が始まりました。
1990 北海道ルスツリゾートスキー場でワールドカップの一戦が開催された。JSBA 公認プロの誕生 長岡賢二、石橋裕司、が1期生としてプロ登録。 アルペン開発が活発 ボードパークが出来る。このころからスノボー人気が出る。
1994 ツインチップ、グランドトリックの流行。 女性用モデルが登場。 スノボーブーム。
1995 バートンやエアーウォークを含む5社がステップインソフトビンディングを発表。
1997 クイックシルバーがリブテック、グヌー、 ベントメタル ビンディングを持つ会社を買収。
1999 K2がモロースノーボードを買収。
2000 K2がライドスノーボードを買収。 これにより、最大級のスノーボードメーカーとなる。
2003 つなぎタイプのウエアーが流行。
2005 アース系カラーやカモフラ柄などのミリタリー系のウェアーが人気のようです。男女ともにダボっとしたルーズなラインの着こなしが人気です。
* *